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コエンザイムQ10の認識
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健康情報 ⇒ コエンザイムQ10の認識 ◆古い記事になってしまっただろうか? 書いたのは2005年か2006年の始めの頃、当時から長く「CoQ10」の宣伝広告は、特にネットでは凄かったように記憶しています。
人体の構造は当時とさほど変わるハズもなく、ゆえに人体に対する影響は今も同じですが、ブームは変化してゆきます。 最近は、以前ほど見ない(人気↓?)ような気がするのは私だけでしょうか? 健康関連テレビ番組の縮小などによって全般的に「健康ブーム」は終焉を迎えつつあるのかも? と、いいかげんな予想 影響が大きすぎて、「そんな放送で大丈夫なのか?」と感じていたTV番組も、無くなってしまうと少し寂しい気持ちです。 「医者に行かなくても良い健康体になろう!!」 というセルフメディケーション的な大きな流れができつつあったような気がするだけに複雑です。 今は方向性がダイエットに偏っているような気もします。 まぁとりあえず、Co-Q10の歴史やメーカー別製品比較などです↓
ここで、今や大人気のコエンザイムQ-10が どんな物なのかを少し見ていきます。
まるで最近発見された物のようにすごいブームですが、 歴史はそれなりにあります。
歴史 1950年代初期に、イギリスのモートン博士が、牛の心筋に存在することを発見します。(当時はユビキノンと呼ばれる)
1957年には、アメリカのクレーン博士が、牛心筋のミトコンドリアから コエンザイムQ-10(キノン化合物の補酵素)の単離に成功。 ユビキノンと同一のものであることが明らかになります。 その後の研究で心臓病患者にコエンザイムQ-10が不足していること、コエンザイムQ-10が優れた抗酸化作用を持っていることなどがどんどん明らかになってきます。 そして更なる研究によりコエンザイムQ-10の持つさまざまな有効性が次第に解明され、コエンザイムQ-10はうっ血性心不全の治療薬をはじめ、
1980年代後半頃から世界各国で、医薬品、健康食品として
広く利用されるようになってきました。 その後 「ユビテンS」
となり現在に至ります。 食品とされた背景には、アメリカを始めとして多くの国が栄養補助食品として利用していること、そして、それまで医薬品として多くの患者に利用してきた中で、重篤な副作用の報告がなかったということのようです。 また、医療用として使われていたとはいえ、健康食品に含まれるコエンザイムQ-10の量は 決して多いとは言えず、しかも、質を担保するような体験談も皆無。 安いとも言えないコエンザイムQ-10を使った健康食品は ただただ賞味期限が切れるの待つばかり。
第一発目では1ヶ月も持たずにブーム終了。 その間、かなり売れたにも関わらず継続者ゼロ←ホント(涙
とにかく、直ぐに実感できないということは判明 !!! 店頭である日突然 「ミトコンドリアに効くなんとかってやつある?」と聞かれたときには何事かと思ったのを今でも覚えています。
そうこうしているうちに、多くの方に知れ渡ってゆき、今では実感できるできないに関わらず続けられる方も多いようです。(←もちろん体験談はテレビ、ホームページでよく見かけます。「なんとなく元気になったような気がします。」
とかいうのが多いですが、これほどすごい人気なのにいつまでたっても 「すごく元気になった!!」
と店頭で教えていただけなかった健康食品もまた珍しい・・・ ←個人的感想デス) コエンザイムQ-10は脂溶性のため、食後の摂取が効果的。 サプリメントの場合は食後のデザートと呼ぶべきか!? 毎食後、1日3回がベター。
最近では、水溶性とかミセル化とか言って、
吸収が良いということを売りにしている物が増えてきた様子。 ミセル化=> 実際の脂溶性物質は胆汁やリパーゼによりミセル化されてから吸収されますが、これを最初から施しておくことによって吸収を良くする。 吸収率をどうやって調べたのかは知りませんが、1(通常):2(水溶性):8(ミセル化)らしいです。
少ないようですが、以前から人気の高かった アメリカへの供給は全て日本製という状況です。 たった4社で世界のコエンザイムQ-10を担っているようなもの。
たいしたものです。←国産100%使用ということを売りにしているメーカーもあります。 今現在、コエンザイムQ-10の老舗みたいな 大きな顔をしているところでもブームの前は
コエンザイムQ-10の名前も聞いたことがなかったハズ。 ○×△製のコエンザイムQ-10が品質が良い!! なんて、どこから湧いて出た噂か知らないのですが、 すごい広がり方だった。 ←TV放送直後 まだ日本ではサプリメントとしてのコエンザイムQ-10は 歴史が浅いし、 「○×△製のコエンザイムQ-10に歴史なんてあるの?」 って時だっただけに、 「これは何か大きな力が働いている!!」 と感じましたが、噂の力に対抗する力など私にあるわけもない。
しかも、お店で○×△製は扱っていなかった。 くやしい〜 ←ナンダソリャ だから、サプリメントの場合、製造過程で ダメになっている可能性もあるのですが、 ダメかどうかなんて分かりません。 ↑スグに実感できないから、なおやっかいです。
さらに、コエンザイムQ-10は脂溶性であるため、 体内に蓄積されることも考えられます。 ←水溶性であっても!!
ビタミンEについても同様ですが、
抗酸化作用を期待していたのに、
大量に蓄積されてしまうと逆に
活性酸素を放出して酸化を促してしまう
可能性もありますので、注意が必要です。←どうやって?
医薬品が病気を治すために使われるのに 対して、サプリメントは健康維持のため、と、 目的が違うため蓄積度と使用期間に差が出ることも。 ↑ココ大事です。 「元の体に戻す」 ということと、「今より健康になる」 ということとは、似ているけれど全然違います。 前者に有効な物が、後者にも有効とは言えないのです。
なにごともほどほどに。
何故か後発のムックミンのほうが若干高い(定価比較)デス。 しかしさすが小林製薬。 ネーミングとコマーシャルはピカイチです。
そして、ヒューマンヘルスケア(hhc)? のエーザイ。 洗練されたCMで好感度の高い大企業です。 最初、「ユビテンS」 のパッケージには 「ユビデカレノン」 と書いてあって、 「コエンザイムQ-10」 の文字はなかった。 なのに、コエンザイムQ-10のブームが始まって しばらくすると、外箱に 「コエンザイムQ-10」 の文字が・・・ 医薬品だってブームに乗りたいことが判明いたしました。
実際に販売しながらの感触では、「むくみ」については、 改善の度合いは割合高かったように思います。 ↑ 「医薬品」+「むくみの症状アリ」 にて。 サプリメントでは医薬品より多めの1日当り60〜100rが人気。 他にも、L-カルニチンやα-リポ酸など、ダイエット系混合物も多数。
コエンザイムQ10が広く知れ渡るに従い、他の多くのサプリメントへの関心度(→健康への関心度)も高まったように感じます。現在の健康市場が非常に大きい理由の一つにはコエンザイムQ10のTV紹介などが行われたからと言えるでしょう。
◆ブーム到来時(回想
「もし今後、一つだけしか健康に関する物を持てなくなったとして、それを自分で選ぶ事ができるなら、私は迷わずコエンザイムQ−10を選びます!!」 いつもおちゃらけていてニヤけ顔なエーザイの営業さんが吼えた!
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