アクセス数
健康情報 ⇒ サプリメントを理解する ⇒ サプリメントの定義
あなたは 「サプリメント」 というものについて、どのように理解されておられるでしょうか?
私のところへは、さまざまな健康のお悩みをお持ちの方が来られますが、不思議なことに、サプリメントに関する認識は、
「効かない」 、「悪いもの」
という場合と、
「効く」 、「安心」
という場合の、やや極端なイメージになっていることに気が付きます。
それには、多くの専門家さんによる「サプリメント批判」 と 「サプリメント信奉」 が、どちらも絶対的に 「悪い」 か 「良い」 と完結させてしまっている場合が多いからではないだろうかと考えています。
「これはこうだから悪い」 とか、「これはこのように良い」 とか主張する場合には、その主張を完全なものにするためにも、サプリメントの悪いところばかりを取り上げたり、良いところばかりを取り上げたりしていますが、そもそも、基準が曖昧なサプリメントに対して、たった1つの評価を与えようとすること自体がおかしなことであって、すでに正しい判断ができていないように思います。
確かに サプリメントには悪いものや効かないものも多いけれども、これは、良い物があるからこそ出てきたものだと思っています。
また、中には病院では解決できなかった問題が解消されてしまうような場合だってあるのです。
ここで言うサプリメントとは
サプリメントとは、その言葉自体が、体の中に何らかの成分を補充する物を指し示しているため、一般的には ビタミン、ミネラル、栄養素、健康食品のことを言います。
ところで、このサイトでは 「完全高速スタディーレベル2」で 「健康食品」 を取り上げています。
そしてここで言うサプリメントとは、「ビタミン・ミネラル・栄養素・単品の酵素など」のことを言い 、「健康食品」 を除いています。
なぜこの二つを分けたかというと、健康食品とは「食品を加工して出来上がった物」と定義すると、そこには多くの成分が入り混じるため、同じ名前のものでも、「良いもの」 と 「良くないもの」 が必ずと言っていいほどありますが、一方サプリメントとは、「ビタミンやミネラルなどの単品」 と定義すると、同じ 製品名では質より量の問題ということになる場合が多く、判断の仕方が変わってくると思われるからです。
※厳密には、ビタミンには天然型と合成型があり、また吸収しやすいかどうかによっても差が出ます。
※ビタミン・ミネラルは、微量栄養素と呼ばれ、炭水化物(ブドウ糖)・タンパク質(アミノ酸)・脂質は栄養素と呼ばれます。
ここで言えること
現在、サプリメントや健康食品が何に効果があると言うことは禁止されています。
例えば、「○×病に健康食品の△◇○が良く効く!」などという広告があっても、それは特別に素晴らしい健康食品ということではなく、単に薬事法などに抵触しているだけなのです。
たとえ10人中9人が○×病が良くなったとしても法律に触れることは同じです。
また、このことは、10人中9人が満足する物であろうが、1人も満足させることができない物であろうがその差を表現しにくい、と言えます。
ですから、私たちは、すぐに素晴らしい物に出会うことはカンタンではなくなりました。
そして、基準が曖昧であるために多くの「本物ではない」 サプリメントが出回っていることも事実であり、たとえサプリメントの必要性を感じたとしても、ちょっと試してみようか、という気持ちにはなりにくいことと思います。
しかし、本物のサプリメントに出会う前に必要なことは、サプリメントや健康食品に対する 「正しい考え方」 を自分のモノにすることです。
そうすることによって、サプリメントを強い味方にすることができます。
ですから、ここでは、サプリメントに関しての 「考え方」 を考えてみます。
1 はじめに-定義
4 個人差とDNA
5 食事摂取基準
8 水と油の清掃人
9 免疫にはどっち?
10 ベータカロチンと喫煙
11 ビタミン・ミネラルの連携
12 医薬品と併用時の注意
13 目的のためにまず・・