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風邪薬(総合感冒薬など)において、重篤な副作用が引き起こされる恐れがあるものは解熱鎮痛成分(生薬成分を除く)が配合されていることによるものが多いです。稀にショック(アナフィラキシー)、皮膚粘膜眼症候群、中毒性皮膚壊タヒ症、喘息、間質性肺炎が起こることがあり、使用上の注意にもその旨記載されます。
配合成分によっては、肝機能障害や偽アルデステロン症、腎障害、無菌性髄膜炎を生じることもありますので、使用上の注意をよく読むことが重要です。
皮膚症状として発疹、発赤、かゆみ、消化管症状として悪心、嘔吐、食欲不振、またその他にも眩暈(めまい)や眠気、口渇、排尿困難、便秘などが副作用として現れる場合もあります。
風邪薬は、複数の有効成分が配合されていますので、他の医薬品との併用に気を配る必要があります。
また、アルコールとの併用をすると、医薬品成分の吸収や代謝に影響を与えて肝機能障害などの副作用が起こりやすくなる恐れがあるため、風邪薬の服用期間中はアルコールの摂取を控える必要があります。
風邪薬には以下の成分が配合されています。
風邪の時に消耗しやすいビタミン等として医薬品に含まれている成分
粘膜の健康維持、回復に
アスコルビン酸
アスコルビン酸カルシウム
リボフラビン
リン酸リボフラビンナトリウム
疲労回復に
硝酸チアミン
塩酸フルスルチアミン
ビスイブチアミン
チアミンジスルフィド
ベンフォチアミン
ビスベンチアミン
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