アクセス数
健康情報 ⇒ 副作用U ⇒ 口腔咽喉薬、うがい薬、歯、口内炎
(口腔咽喉薬、うがい薬)
口腔咽喉薬は、口腔内又は咽頭部の粘膜に局所的に作用して、それらの部位の炎症による痛み、腫れ等の症状を緩和することを主たる目的とします。
トローチ剤やドロップ剤の他、口腔内に噴霧又は塗布して使用する外用液剤があります。
殺菌消毒成分が配合され、口腔及び咽頭の殺菌・消毒等を目的とする製品もあります。
うがい薬(含嗽薬)は、口腔及び咽頭の殺菌・消毒・洗浄、口臭の除去等を目的として、用時水に希釈又は溶解してうがいに用います。(又は患部に塗布した後、水でウガイをします。)
抗炎症作用
殺菌消毒作用
(歯痛、歯槽膿漏)
歯痛
多くの場合、むし歯、むし歯に伴う歯髄炎により引き起こされます。
歯痛薬はこれらによる歯痛を一時的に鎮めることを目的とした医薬品であり、むし歯の治す役割は持っておらずそこは歯医者さんの領域。
(麻酔)
※冷感刺激による鎮痛効果:メントール、カンフル、ハッカ油、ユーカリ油
(殺菌消毒)
フェノール
フェノールカンフル
クレオソート
オイゲノール
(抗炎症)
歯槽膿漏
歯と歯茎の間は細菌の繁殖が起こりやすく、歯肉炎に罹りやすいです。歯肉炎が歯周組織全体に広がると歯周炎(歯槽膿漏)となります。
<外用薬>
(殺菌消毒)
イソプロピルメチルフェノール
チモール
ヒノキチオール
(抗炎症)
ヒノキチオール
(組織修復)
(止血)
カルバゾクロム
(生薬)
<内服>
(抗炎症)
(止血)
フィトナジオン(ビタミンK1)
カルバゾクロム
(組織修復)
銅クロロフィリンナトリウム(歯肉炎に伴う口臭を抑える効果も期待されます)
(ビタミン)
(口内炎)
口内炎、舌炎の緩和。
栄養の偏り、ストレス、睡眠不足、唾液分泌の低下など様々な原因は考えられますが、発生の仕組みは明確になっているとは言えません。
疱疹ウイルスの口腔内感染や医薬品の副作用として生じる場合もあります。
通常は何もしなくても1〜2週間程度で自然に治まりますが、長引く場合や、一度に複数箇所に発生して食事などに著しい支障を来たす場合、頻繁に発生する場合などには医療機関を受診する必要があります。
(抗炎症)
グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸
アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)
トリアムシノロンアセトニド(ステロイド)
(殺菌消毒)
塩化セチルピリジニウム
塩酸クロルヘキシジン
アクリノール
ポビドンヨード
(生薬)
シコン
漢方(内服)
茵蔯蒿湯