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先にも書きましたが、健康食品は「効かない」と言わざるを得ない。
どれだけ人気があろうとも、クチコミで拡がっていようとも、働きなどが科学的に解明されていないし、国がそれを承認しているわけではないという点で仕方のないことです。
(ある程度解明されていていたとしても医薬品でないのですから効くと言ってはダメです)
しかし、医薬品を扱う私が言うのもなんだけど、科学的根拠の有無にこだわると一歩も先に進めないのは確か。
医薬品などは全てが科学的根拠を有する物のように思われるかもしれませんが、発症メカニズムが分かっていない原因不明の難病や、予期せぬ副作用などは、国が認めるからこそ「それは存在する 」のであって、 再現性はあるものの確定的ではなく、そういう点ではこちらも科学的とは言えませんね。
そもそも、体の働きを細かく把握しようにも、解明されていない部分が多いのですから、摂取した物質が体内でどのように振舞うのか、摂取してから排泄まで、蓄積による体への影響など、完全に分かっていることなど殆どないと思われます。
健康食品を非科学的だとバッサリ切り捨てるのは簡単ですが、それでは勿体無い。
しかし、だからといってあれもこれも試してみるというのも体に悪い影響を及ぼしかねないのでお勧めできるものではありません。
健康食品として、ある程度期待できる物は、歴史の長い物くらいでしょうか。
科学的ではない⇔科学的だ
科学的根拠を謳う品がないわけではありません。
しかし、説明どおりに働いたとしても、人体に殆ど影響を及ぼさないパターンもあります。
例えば、
「医薬品にも使われている○○を配合」
実際には
⇒含有量が少ない ⇒効果の出ない量 ⇒良好な結果が出ない & 同時に副作用の可能性が無くなるわけではない
既知の成分に過大な期待はできないのが現実
では、もう一度・・・
健康食品として、ある程度期待できる物は、歴史の長い物くらいでしょうか。