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健康情報 ⇒ ハロー効果の例
何故このサイトは「本物商品」 と関係のなさそうな情報が満載なのか?
それは、
「氾濫する健康情報に溺れ、何が本当か分からない」
と言われる方が、失敗しないために・・・
そう、私のように・・・
頭で考えるんじゃない、心で感じるんだ!! (スターウォーズより)
この有名なセリフのせいなんです!!!
心が揺さぶられたから買ってしまったんです!!! ←責任転嫁というらしい
そして、あえなく失敗。 撃沈です。
ボクにはフォースがないのだろうか・・・ ←ないです。
心が揺さぶられる理由の一つに、ハロー効果があります。
やられっぱなしです。 分かっていても強力すぎます。
例えば、随分前に、「こじれても効く!!」 なんて、めっぽう強気なCMを流した某大手メーカーの風邪薬。
CMが流れる前の個人的な成分評価は 「中の上」 といったところ。 眠くなりにくいという特徴はあるけれども、まあ積極的にオススメすることもありますまい。
しかし、CMが始まったとたんに、評価の自信に陰りが・・・
「こじれても効く!!」 ですとぅ?
いやいや、そんなハズは・・・ 何か特殊な製法なのか?
それにしても、あんなにツラそうに 「ゴホッゴホッ」 と咳をしていた芸能人の「T」さんが、あっと言う間に素敵な笑顔に・・・ ←TVです。
どうやら「こじれても効く!!」 というのは本当のようですな・・・
ちょうど風邪ぎみだったため、オススメする前の味見(?)にはちょうどいい!!! と、自分自身で実験開始。
「T」 さん、良い薬を教えてくれてありがとう。 あなたの笑顔がなかったら違う薬を選んでました。 「T」 さんの笑顔に感謝!!!
しかし、風邪は治らなかった。
いや、正確に言えば ”こじれた”。 40℃以上の熱に襲われ苦しめられた。
・・・ハァッ、ハァッ、こじれてから効くって言ってたかも・・・
ハァッ、ハァッッ・・・・
運が悪かったのだろう。 「T」 さんに罪はない。
成分を事前に評価していただけに、効かないようにプラセボ効果が働いたのかもしれませんしね。
成分の知識なしに服用していたら効いていたかも。 ←実験不可
これをハロー効果と言うのではないでしょうか?
もし、「T」 さんではなく、知らない人が登場して、「こじれても効く!!」 と、にこやかに言ったところで、試すことはなかっでしょう。
成分を理解していても、つい試してみたくなった品です。
普通なら、これまでの風邪薬とは全然違う仕組みのスゴイ風邪薬が出た、と勝手に勘違いしてしまうかもしれません。
なんといっても誰もが知っている憧れの芸能人様が自信を持って「こじれても効く!!」と言っているわけですから。
「T」 さんの笑顔に騙されたと言えばそれまでですけど・・・
●自分の評価とCM 内容とのギャップに違和感を感じて試したくなった部分もアリです。
他にも、健康食品・サプリメント・ダイエット食品の分野については、プラセボ効果とハロー効果の組み合わせを演出した、巧妙とも言える表現が多いのですが、特に新しい商品については気を配る必要があると考えています。
医薬品開発の緩やかさ(市販される新商品の中には二番煎じが多い)を考えれば、次々と新商品が出てくること自体が危険であって、逆に健康を損なう可能性を秘めていると言えます。
また、以前ダイエット本を出版して話題になった方が今では・・・ ということも多いですし。
テレビCMや雑誌などから発信されるタレントさんの発言などを疑ってみないことには、魅惑の初心者撃沈ワールドへ引きずり込まれてしまいますのでご注意を。
そして、○○大学研究員などの発言は、しっかりと聞いてください。
「この健康食品は××に効果があることが期待できます。」
とか言って、断言していませんよ。
しかも、ほんの少しでも期待できれば、このように言えちゃいます。
まあ、最初から、誰だって言えるこのセリフを言うために出演しているのですけどね・・・
結局のところ、ハロー(後光)効果とは、ある肩書きを持った人の言うことがウソであっても、「本当」と感じてしまったりすること、と言えます。
例えば、仕事場で上司から、明らかに社会的に間違えていると思われる指示が下ったとしましょう。 分かっていても断れない・・・ 仕方ないですよね。 こんな時はハロー効果だと思って諦めましょう。(違?)
ハロー効果そのAへ 「T」さん再び登場