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健康情報 ⇒ 副作用U ⇒ 塩酸テトラヒドロゾリン

アドレナリン作動成分


(鼻炎薬)

交感神経を刺激して鼻粘膜を通っている血管を収縮させることにより鼻粘膜の腫れを和らげることを目的として鼻炎薬(外用)に使用されます。

過度の使用によって鼻粘膜の血管が反応しなくなり、逆に血管が拡張して鼻づまりがひどくなる場合があります。

 

中枢への刺激によって、心臓病、高血圧、糖尿病又は甲状腺機能障害、前立腺肥大による排尿困難の診断を受けた人は症状を悪化させる恐れがあるため医師に相談する必要があります。

 

 

(点眼薬)

交感神経を刺激して結膜を通っている血管を収縮させることにより眼の充血を除去することを目的として目薬に使用されます。

 

緑内障の診断を受けている方は、眼圧の上昇を招いて緑内障が悪化したり、その治療の妨げになる恐れがありますので、使用前に医師などに相談する必要があります。

 

連用、又は頻回に使用すると、異常な眩しさを感じたり、逆に充血を招くことがありますので注意が必要です。

 

なお、症状が長引く(概ね一週間程度)場合には、他の疾患の可能性も考えられるため、医療機関を受診することが望ましいとされています。

 


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