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食べ過ぎ、飲みすぎによる下痢、寝冷えによる下痢の少々に用いられることを目的として配合されます。
15歳以上適用。
食あたりや水あたりによる下痢については適用対象外です。
発熱を伴う下痢や、血便のある場合又は粘膜便の続くような場合には適用対象ではない可能性があり、安易に使用すると症状の悪化や治療期間の延長を招く恐れがあります。
基本的に、2〜3日間使用しても症状の改善が見られない場合には医師の診療を受けることが望ましいとされます。
本剤は腸管の運動を低下させる作用を示すため、胃腸鎮痛鎮痙薬との併用は避ける必要があります。
水分や電解質の分泌を抑える作用があるとされ、効果が強く出ると便秘になることがあり、稀に重篤な副作用としてイレウス様症状を生じることがあります。便秘を避けなければならない肛門疾患がある方は使用を避けることが望ましいです。
他の重篤な副作用として、稀にショック(アナフィラキシー)、皮膚粘膜眼症候群、中毒性皮膚壊タヒ症候群を生じることがあります。
中枢神経系を抑制する作用もあり、副作用としてめまいや眠気が現れることがあるため、服用後は乗物や機械類の運転操作を避ける必要があります。また、中枢抑制作用が増強する恐れがあるため、服用時に飲酒はしないでください。
吸収された成分の一部が乳汁中に移行することが知られています。
母乳を与える女性は使用を避けるか、試用期間中の授乳を避けることが望ましいです。