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健康情報 ⇒ 副作用U ⇒ 次没食子酸ビスマス

下痢止め


(収斂成分)

腸粘膜の蛋白質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜を引き締めることにより、腸粘膜を保護し、炎症を鎮めることを目的として配合されます。


ビスマスを含みますので、収斂作用の他、腸内で発生した有毒物質を分解する作用もあるとされます。


収斂成分を主体とする止瀉薬(下痢止め)では、細菌性の下痢や食中毒の場合に使用すると、腸の運動が抑制され、逆に症状を悪化させる恐れがあります。急性の激しい下痢や腹痛、腹部膨満、吐き気などの症状を伴う場合には細菌性の下痢や食中毒が疑われるため、その場合にはこれらの成分が含まれた医薬品の使用を避ける必要があります。


ビスマスを含む成分は、海外において長期連用した場合に、不安、記憶力減退、注意力低下、頭痛などの精神神経症状が現れたとの報告がありますので、一週間以上継続して使用しないこととされています。


また、アルコールと同時に摂取すると、循環血液中への移行が高まり精神神経症状を生じる恐れがあるため、服用時には飲酒をさける必要があります。(基本的に、どの医薬品もアルコールとの併用は避ける必要があります)


胃潰瘍や十二指腸潰瘍の診断を受けた方については、損傷した粘膜からビスマスの吸収が高まる恐れがあるため、使用する前に医師などに相談する必要があります。


ビスマスは胎盤関門を通過することが知られています。

妊婦又は妊娠していると思われる女性は使用を避けることが望ましいです。

 


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