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抗めまい成分
乗物酔いの防止薬に配合され、内耳にある前庭と脳を結ぶ前庭神経と呼ばれる神経の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示します。
抗ヒスタミン成分と共通する化学構造や薬理作用を持っていますが、専ら抗めまい成分として使用されています。
副作用
抗ヒスタミン成分や抗コリン成分と同様な頭痛、排尿困難、眠気、散瞳による異常なまぶしさ、口渇のほか、浮動感や不安定感が現れることがあります。
排尿困難の症状がある方や、緑内障の診断を受けた方では、その症状を悪化させる恐れがありますので、使用する前には医師などに使用の適否を相談する必要があります。