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生薬
タデ科のダイオウ及びその同属植物などの根茎です。換算した乾燥物に対し、センノシドA0.25％以上を含みます。
成分：センノシド（センノシドA・B）、アントラキノン類
用途：下剤(大腸刺激性瀉下成分）、健胃薬として用いられます。
妊娠安定期、授乳中の使用は禁止です。
ダイオウには、センノシドの他、収斂作用を示すタンニン酸類など様々な物質が存在しており、通常の用量では瀉下作用が期待されるが、大量に摂取した場合には逆に止瀉作用が現れることがあります。
多くの漢方薬で使用されるダイオウですが、瀉下を目的としない場合には瀉下作用は副作用となります。
他の瀉下薬（下剤）との併用により激しい腹痛を生じたりする可能性も高くなりますので、併用には注意する必要があります。
使用されている漢方薬