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抗炎症作用


蛋白質分解酵素で、体内で産生される炎症物質(起炎性ポリペプタイド)を分解する作用を有します。

炎症を生じた細胞では毛細血管やリンパ管にフィブリンに類似した物質が沈着して炎症浸出物が貯留しやすくなるが、それらの沈着物質を分解して浸出物の排出を促し、炎症による腫れを和らげると考えられています。


フィブリノゲンやフィブリンを分解する作用があり、血液凝固異常(出血傾向)の症状がある場合には出血傾向が悪化する恐れがあるので、使用に際しては医師などに相談する必要があります。


血液凝固に異常がない場合であっても、稀に血痰や鼻血などの副作用を生じることがあります。また、肝機能に障害がある場合には代謝や排泄が遅延してこのような副作用を生じやすくなるため、肝臓病の診断を受けた方においては治療を行っている医師などに相談する必要があります。

 


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