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健康情報 ⇒ 副作用U ⇒ 医薬品と主な副作用 ⇒ 無菌性髄膜炎
髄膜炎のうち、髄液に細菌や真菌が検出されないものを無菌性髄膜炎といいます。
ウイルスが原因で起きる場合が多いですが、医薬品の副作用として起きる場合もあります。
全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチなどの基礎疾患がある方は発症リスクが高いとされています。
殆どは発症は急性であり、首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気、嘔吐、意識混濁等の症状が現れます。
これらの症状が現れた場合には、原因と考えられる医薬品の使用を中止して、医師の診療を受ける必要があります。
早期に原因となった医薬品の使用を中止すると、比較的速やかに回復し、予後は比較的良好であることが殆どですが、重篤な後遺症が残る場合も報告されています。
また、過去に当該医薬品の使用により比較的経度の症状が出た方でも、再度使用することによって再び発症し、急激に症状が悪化する場合があることも報告されていますので注意が必要です。