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健康情報 ⇒ 副作用U ⇒ 医薬品と主な副作用 ⇒ 間質性肺炎
通常の肺炎は気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を起したものでありますが、間質性肺炎とは、間質(肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織)で生じた炎症をいいます。
間質性肺炎にかかると、肺胞と毛細血管の間で行われるガス交換の効率が低下して血液への酸素供給が不十分となり低酸素状態となります。
息切れ、息苦しさなどの呼吸困難や空咳(たんの出ない乾いたセキ)、発熱などが医薬品の使用から1〜2週間程度の間に起こります。
必ず発熱が伴うわけではないですが、初期段階では坂道などを上がる時に息切れし、進行すると歩行だけでも息切れするようになります。
風邪や気管支炎との区別が自己判断では難しいこともあり、注意するひつようがあります。
悪化した場合には肺が繊維化を起して硬くなる肺繊維症となる場合があるため、疑いを持ったら医薬品の使用を中止して速やかに医師の診療を受ける必要があります。
解熱鎮痛成分の配合された風邪薬により、稀に発症する場合があります。