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健康情報 ⇒ 副作用Ⅱ ⇒ 医薬品と主な副作用 ⇒ イレウス様症状
（腸閉塞様症状）
イレウス＝腸閉塞＝超内容物の通過が阻害された状態
イレウス様症状とは、腸管自体は閉塞を起こしていなくても、医薬品の作用によって腸管運動が麻痺して腸内容物の通過が妨げられた状態。
激しい腹痛やガス排出停止、嘔吐、腹部膨満感を伴う著しい便秘が現れます。
悪化すると腸管内に貯留した消化液が逆流し、激しい嘔吐が起こり、水分や電解質が失われ脱水症状となったり、腸内細菌の異常増殖によって全身状態の衰弱が急激に進む恐れがあります。
小児、高齢者、普段から便秘傾向にある方は発症のリスクが高いとされており、また、下痢が治まったことによる安心感から便秘を放置して症状を悪化させてしまうこともあります。
初期症状に気付いたら、原因と考えられる医薬品の使用を中止して早期に医師の診療を受けることが重要となります。