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鼻は嗅覚情報の受容気管です。
空気中に漂う物質を鼻腔内に吸い込んだ際、その物質の科学的な刺激を感じ取り、ニオイとして認識します。
食品を食べる場合、味覚と嗅覚がそれぞれ働き、脳において統合されて風味として認識されます。
鼻腔
鼻腔上部の粘膜にある嗅細胞を匂いの元となる分子が刺激すると、その刺激が脳の嗅覚中枢へと伝えられます。(匂いに対する間隔は非常に鋭敏ですが、順応性があり、長時間同じ匂いを嗅いでいると次第に感じなくなります)
毛細血管が多くあり、粘膜も薄いことから傷つきやすく鼻出血をおこしやすいです。
鼻炎は鼻腔の粘膜に炎症を起こし腫れた状態で、鼻汁過多や鼻づまりなどの症状がでます。
副鼻腔
鼻腔に隣接した目と目の間、額部分、頬の下、鼻腔の奥に空洞があり、それらを総称して副鼻腔といい、いずれも鼻腔と細い管で繋がっています。
通常副鼻腔に入ったホコリなどは粘液に捉えられて線毛の働きにより鼻腔内へ排出されますが、鼻腔と繋がっている管は非常に狭いため、鼻腔粘膜が腫れると副鼻腔の開口部がふさがりやすくなり副鼻腔に炎症を生じることがあります。