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健康情報 ⇒ ダイエット食品2
前頁「ダイエット食品を考える」から7年、久しぶりの追加です。
[2012/7]
食品とされるもの(いわゆる健康食品も含む)は、そもそも効能なんて言ってはいけないということになっており、その中の一つとして「ダイエット」という言葉や、それを思わせる表現は良くない、と、随分前からそのようになっています。
ただ食べるだけで実感できるほどに痩せるということは、身体に何かしらの変化を与えているということに他ならず、そういう特殊な働きをしてしまう物質は使い方を間違えると後々健康に大きな打撃を与えかねないため、食品として適格とは言えません。
がっ!
テレビから流される音声に耳を傾けると、野草の酵素がダイエットにいいだとか、DHCから出ているフォースコリーなんて「ダイエット部門第1位」なんて言ったりして、このような良くないとされる表現がテレビショッピングやテレビコマーシャルでは許されてしまう現実。お金さえ払えばなんでもアリな世の中なのだろうけれど、明らかな特別扱い。
もちろん、野草にしてもフォースコリーにしても、医薬品ではないため効果を発現させるためにはプラセボ効果などは必須。
まぁ、何を言っても「やってみないことには分からない私」は、とりあえずフォースコリーをやってみた。
袋を見ると、名称は「コレウスフォルスコリエキス加工食品」、・・・なんだっけ?聞いたことがあるようなないような、若干医薬品成分の名前に似ているからかな?忘れた。なので、ネットで調べてみたら以前にDHCが出していた「フォースリーン」と全く同じ内容・・・。同じメーカーで焼き直し販売とは、力を入れるのも頷けます。
ウィキペディアによれば、コレウスフォルスコリはインドやネパールに自生するシソ科植物で、アーユルヴェーダでも用いられているとのこと。
とりあえず、2011年の時点でコレウスフォルスコリからダイエットに関連する成分は見つかっていないようです。
しかし、山ちゃんが成功しているのだから、同じ「山ちゃん」の私に効く可能性だって結構高いのではないか!? というか、せっかく買った物なのだから、理由はどうあれ効いて欲しい。
翌日、気持ちのせいもあるだろうけど、便がなんだかビサコジル(ココラックスやスルーラックの主成分:医薬品)をかなり弱くしたらこんな感じだろうなぁ な状態、、、ムゥゥ・・・
そして翌日からは便秘気味に(涙
さてさて、成分が解明されていない以上、何も効いていないと考えるか、避けるのが懸命だけれど、とりあえず変化はあったので、それを基に考えてみると、ビサコジルを服用した時のような変化からみて腸の蠕動運動が若干ではあるものの強制的に激しくなったと捉えても良さそうなので、もうそれだけでも危ないなぁ、と。ビサコジルとよく似た作用によるとするならば、長期間の服用も腸が鈍感となってしまいそうだが、それならまだマシで、仮に自律神経に作用していたりすると、それは体重調整とか気の利いたものであるハズもなく、結構危険なものと言えるかもしれない。
ま、分からないんだけど。偶然ですかね。
仮に、PRよろしく脂肪だけが燃焼するといった「体重調整」的なことがうまく行われていたとして、喜ぶべきことなのか? それは普通の代謝とは言えません。異常です。
DHCは大手でありながら、コンビニ専用化粧品から健康食品へ、当時の勢いだけで全国展開したようなもの(実感)で、それほど安全性を考慮するような会社ではなかったと思うし、色々なメーカー品を扱っていた私から見ればコマーシャルだけで売ってるとしか言えない三流品が大多数だけれど、売れているのは確かだと思います。
そんなことより先ず、コマーシャル代を差し引いて”あの値段”な時点で、原価は限りなく0円に近いのだろうと思いますが、それでも有名品は信頼されるのでしょうなぁ。