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⇒ 良く効く薬-関節痛に ⇒ 病院にて・・・ もう立ってもいられません。 そして、座ってもいられません。 常に 「考える人」 がバランスを崩したような、そんな変な体勢でいるしかありませんでした。 その日のお話では、 今時ヘルニアで手術することなんてあまりなくて、ほとんどはリハビリなどで軽快していくとのこと。 そして、私の場合も大したことはないだろう・・・ と。 なんだ、 大したことがなくて良かった・・・ と、痛いながらも半ば治ってしまったような、そんな気になりました。
さっそく病院へ行きました。
翌日MRI(磁気共鳴画像)を撮るということで、その日は電気をかけるだけでした。
しかし、この電気が、とんでもないシロモノだったのです。
これまで何度も腰に電気を流してもらっていたのですが、この病院の電気は、「我が家にも1台ほしい!!」 というくらい、とってもすごかったのです。
普通は、トクトクッ、トクトクトクッ、といった感覚なのですが、そこでは、
フニャフニャフニャフニャフニャフニャフニャフニャフニ・・・
ちょっと、言葉では表しにくいですけど、マッサージの匠がなにやらすごい技を繰り出しているような、しかし、この早い動きはさすがに ”人間には無理だろー” といった感じのものでした。
うつぶせになっていて、急にフニャフニャときたので、とてもビックリしたのですが、あまりの気持ちよさに、「明日までずっとこのままでいたい・・・」 と思ったのですが、そんな時は時間がたつのが早いものです。あっと言う間に終わったように感じました。
だけど、腰はすごく楽になっていました。
そして、もう一度やって欲しい・・・ と思いつつ、家に帰りました。
翌日、病院へ着いた時には、結構調子は悪かったです。
その病院は家からは遠く、その時は車に乗ること自体が辛くてどうにもなりませんでした。
で、MRIを撮りました。
筒の中に入っていくやつです。
体をまっすぐにしなければならず、とっても痛かったのですが、「この検査が終われば、大したことないということが証明される」 と、勝手に期待して我慢していました。
検査が終わり、しばらくしてから、診察室に呼ばれました。
「手術した方が良いかどうかは半々です。」
といった感じの言葉から始まりました。
昨日は 「手術はまずない」 って言ってたのにーっ!!
と焦りつつ、MRIの画像を見ながら説明を受けました。
「ここが君の場合ひどい」
とか言われて見せられる画像は、どう見ても、”半々じゃなくて、100%手術じゃないの?” というくらいに酷い状況で、どんどん血の気が引いていって、汗が噴出し、最後には先生の声がどこか遠くの方から聞こえてきて、一旦別室で休憩・・・ とあいなりました。
なんだアレは? 酷すぎるじゃないか・・・
信じられない状況ではあったけれど、現実的に腰は痛いしで、できれば 「早速手術しましょう」 と言ってほしかったけれども、「自分で決めてください」 と言われると、なんだか痛い腰が引けてしまいます。
よくよく考えて、「しばらく様子を見ます」 と言って病院を後にしました。
その日は電気もかけてもらえず、落ち込んだ気分で仕事場へと向かいました。
その後、整骨院で針を打ってもらい続け、長い期間を経て、ようやく強烈な痛みはなくなりました。
たまにまた 「ぎっくり腰」 には襲われても、それほど酷くはなりませんでした。
しかし、その間ずっと腰をかばい続けていたため、極端に体力が衰え、たまに思い荷物を持とうとしても不安がよぎるような状況でした。