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それでは、前回予告したとおり、急激に腰の調子が悪くなった時のことを書きます。
2月中旬の休日に一人でスキーに出かけていったところ、滑っている最中に腰の調子が悪くなってしまいました。
コブのある所(デコボコ)を滑っている最中、ゲレンデの中腹で、
グキッ!!!!! ぐおっっ?、、キッ、キターーッ、、ヤバッッ、とっ、止まれない!! ←もう体に力がはいらない 曲がれない!!!、、転んだらタヒぬーーーっ!!!! ←必タヒ
人形がスキーをしているような、そんな感じで、コブの上を真っ直ぐに滑り降りるのが精一杯!!
(体感音響)ドウン、ドウン、ドウ、ドウ、ドウ、ドウ、ドウドウドウドウドウドウ・・・
強烈な振動が高速に、そして連続的に体全体を駆け巡り、なんとか転ばずに下まで辿りついた時には意識が朦朧(もうろう)としてきて・・・
ゲレンデの平らな場所でしばらく横になっていると、雪が降り積もってきてワタシが見えないように・・・ このままじゃスキーのエッジのエジキだ・・・
いや、それどころか、このまま横になっていると生命エネルギーがどんどん減少している自覚があった。
体が冷えてきて、次のアクションを起こすのが刻々と億劫になってくる。
タヒにたくないという気持ちと、もう何もしたくないという気持ちが戦っている。
そういえば、どんな風にタヒぬかなんて考えてもみなかったなぁ。
どちらにしても、こんな最後は予想できなかったけど・・・
思えば短い人生だった・・・ もっとやりたいことやっとけば良かったよ。
明日の新聞には何と書かれるのだろう? フフッ カッコワルイなぁ・・・
両親はどう思うだろう? 今頃は虫の知らせが行っているだろうか?
スキーは好きだけど、ろくなことないなぁ・・・
[ もう一つの悲劇: スキーとキズ跡 ]
もし奇跡の生還を果たしたら、今日の晩御飯は何だろう?
明日の仕事の予定は何だっけ? ←だんだん現実的になってきた
さすがにこんな最後はイヤになって、なんとか家に帰ったのでした。
「ぎっくり腰」 持ちにとって、スキーは危険だとしみじみ感じた日でした。
(その後)
既に10回ほど 「ぎっくり腰」 を体験している私にとって、それほどひどい状態ではなかったのですが、運の悪いことに、それから4月にむけて仕事場の引越しが控えており、私の仕事は膨大な書類をダンボールに詰めて運ぶことでした。
最初のうちは一度に2箱抱えて運んでいたのですが、そのうち1箱となり、次に台車を使い・・・
しまいには何も持っていなくても歩行が困難になりました。
腰だけではなく、足も痛くなったのです。
3歩動いては1分間しゃがみこむ(しかも寒い時期なのに汗ばんだ顔をしかめて) そんな有様の私でしたが、他の係の方が 見るに見かねて整骨院を紹介してくださいました。
そこでは、変わった形の針金を使って悪いところを見つけ、スパイラルテープを貼っていくのですが、私には合わなかったのか、うつ伏せになっていた分、逆に悪くなったようなので、一回きりで行くのをやめました。
そんなこんなで次に、結構評判の良い整骨院に行きました。
針を使うということで、私に合うか心配でしたが、何本か針を打ってもらうと、不思議なことに足全体がカーッと熱くなり、15分後には一応歩けるようになりました。
これはすごいっと思い、1ヶ月ほど毎日通いました。
ある日の整骨院の帰り、随分調子が良くなり気を抜いていた私は車にドカッと腰掛けました。
と同時に、強烈な痛みが私を襲いました。傘を杖にしてヨロヨロと出てきたばかりの整骨院へ再び入っていくと、とりあえずベッドに横になりました。
すると、腰の痛みとは別に、
左足太ももとふくらはぎの裏側、足の裏、つま先がビリビリとシビれているのを感じたため、一応言っておくか、と思いそれを伝えました。
そうしたら先生が
「それはヘルニアの症状だよ。紹介状を書いてあげるよ。今から病院に行く時間ある?」
とおっしゃいました。
えっ・・・??