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健康情報 ⇒ 本物商品deインフルエンザ対策 ⇒ もっと!新型インフルエンザ
新型インフルエンザとは、季節性インフルエンザと抗原性が大きく異なるインフルエンザであって、一般に国民が免疫を獲得していないことから、全国的かつ急速な蔓延により国民の生命及び健康に重大な影響を与える恐れがあると認められるものをいいます。
今般[2009年]、メキシコや米国等で確認された新しいインフルエンザ(H1N1型)を感染症法第6条第7号に規定する新型インフルエンザ等感染症に位置づけ、感染の拡大を防止する様々な対応が国際的な連携の下に始められています。
(感染経路)
新型インフルエンザは、ほとんどの方が免疫を持っていないため、通常のインフルエンザに比べると、感染が拡大しやすく、多くの人が感染することが考えられます。
新型インフルエンザの感染経路は通常のインフルエンザと同様で、咳くしゃみとともに放出されたウイルスを吸い込むことによって起こる飛沫感染と、ウイルスが付着したものを触れた後に目、鼻、口などに触れることで、粘膜・結膜等を通じて感染する接触感染が考えられています。
(診断)
新型インフルエンザの感染が疑われるのは、38℃以上の発熱があり、咳や咽頭痛等の急性呼吸器症状を伴う場合であって、迅速診断キットにおいてA型が陽性の場合や、医師が臨床症状などからインフルエンザ感染が疑われ、かつ地域において新型のインフルエンザが流行していることが明らかな場合などがあります。
確定診断のためのPCR検査は、こうしたインフルエンザ様症状を呈する者の中で、「重症化する恐れのある患者(入院治療するなど、治療選択に際して確定診断の必要を医師が認める者)」及び病原体定点医療機関を受診した患者に対して行われます。
PCR検査が行われなかった場合でも、医師の判断により適切に治療が行われます。
(ハイリスク群)
慢性呼吸器疾患、慢性心疾患、糖尿病などの代謝性疾患、腎機能障害、ステロイド内服などによる免疫機能不全
重症化することがあると報告されている方⇒妊婦、乳幼児、高齢者
(症状)
38℃以上の発熱があり、咳や咽頭痛等の急性呼吸器症状を伴う場合にはインフルエンザに感染している可能性があります。また、インフルエンザに感染している方との接触歴があるなども、感染を疑う上での参考になります。ただし、症状で新型インフルエンザと季節性インフルエンザを見分けることはできないと言われています。
なお、持病のある方々など、感染することで重症かするリスクのある方は、なるべく早めに医師に相談しましょう。
また、もともと健康な方でも、以下のような症状を認める時は、すぐに医療機関を受診してください。
小児⇒呼吸が速い、息苦しそうにしている、顔色が悪い(土気色、青白いなど)、嘔吐や下痢が続いている、落ち着きが無い、遊ばない、反応が鈍い、呼びかけに応えない、意味不明の言動がみられる、症状が長引いて悪化してきた
大人⇒呼吸困難又は息切れがある、胸の痛みが続いている、嘔吐や下痢が続いている、3日以上発熱が続いている、症状が長引いて悪化してきた