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10/3/6
自営業ならではの健康放置も、たまにはそうはいかなくなります。
午前中、実に久しぶりに病院へ行ってきました。
数日前から背中の上方に違和感を感じていたのですが、いっこうに治る気配が無い、放って置けば治るだろうという期待は少しずつ薄らいでゆく。
違和感から僅かな痛みへとスイッチしたのか、それとも気のせいなのか、自分的に悪くなったような気がするけれども絶対的なものでもない中途半端状態。
ただ、良くなっているという感覚は一切無い。
ようやく昨日の夜になって可能性を考えてみた。単純に。
ガンかもしれないな・・・
癌について、仕事で多少なりとも関わりを持ってきた私だが、こと自分のこととなると、どうにもリアリティが無い。食欲も今のところ減退していないと思う。
ともかく、ガンかどうかは別にして家内には言っておかねばなるまい。
私:「少し前から背中に違和感があるんだよね〜」
家内:「それガンや!」(速攻)
私:「やっぱりガンか!? そんな気がしてた。」
と、重大な病名を風邪でもひいたかのように軽々しく使ってはいるが、寝ていれば治るというレベルでないし、自分で判断するべき問題でもない。
家内:「タバコを吸ってるからでしょー!」
私:「わかった、もうやめる!」
と、私は最後のタバコを吸いに行った。
意外にも、タヒにたくないという思いは湧かなかったけれど、だからといって家内と子ども達を残して早々と旅立つわけにはいかない、いや、まず病院で検査してもらうのが先決だ、もちろん、明日の朝にはもう違和感がどこかへ消し飛んでいるかもしれないという期待もある。
昨日の夜はなかなか寝付けず、だからといっていきなり家族になにかしてやれることが思い浮かぶわけでも無い。
「少し時間を下さい。」と、誰にでもなく思ったのだった。
で、今朝病院へ行ってきたのです。
私は、ガンかもしれないと思っていることをいち早く看護師に告げた。
自分で自分の病名を勝手に判断してしまうと医師の心証を害することもあるのだが、そんなことよりも、その言葉を踏まえた上で診断をして欲しかった。まずはレントゲンでしょう!
そして、そのように事がはこんだ。予定通りだ。
外科にて、問診票に「もしガンであった場合、告知して欲しいですか?」の欄には迷わずチェックを入れた。私の戦いはもう既に始まっている。
しかし、子ども達にはどう言えばいいのか、両親に先立つ不幸をどうやって詫びれば良いのか、まだ整理できていないことは山ほどある。
ネガティブではない、治す気マンマンだ! ただ、可能性があることに対する準備は必要なのだ。
レントゲンと心電図を行った後の医師との対面。
覚悟はできている、分かっていることを改めて聞くだけの話じゃないか。
平静を装い診察室に入ると、何故か医師は少し白けた雰囲気。
ど・・・ どうやら結果は意図したものではなかったようだ。
レントゲン、心電図共に異常無し、あるとしたら整形の範疇だろうから、あと数日しても痛みがあるようならば整形外科にかかるようにとのこと。
薬も少し処方してもらったが、別に無くても良いようなものだ。
しかしそうなると、帰宅してお店を開く前にやらねばならないことがある。
ふぅ〜〜〜っ
昨日やめたばかりのタバコだが、半日吸わないだけで非常に不味く感じる。
やっぱりコイツは身体に悪いな・・・ と、分かっていることを頭で反復してみた。
ともかく、これで一安心。 と思ったら子どもが水痘に!グハッ(><)
※これまで積極的な禁煙の意志は無かったのだけれど、契機といえば契機。この日、タバコの形をしていて吸うと火の代わりに光り、口から水蒸気が出てくる、TVで CMしてるやつを購入。こんなもので禁煙できるかよ! と、期待していないくせに何故買ったのか自分でもよく分からないけれど、やってみたら意外にいい感触。もしかすると、近々やめれちゃうかも!?