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取扱商品一覧 ⇒ ほんものやEMせっけん ⇒ 石けん−こだわりの製法


石けん素地ができるまで

石けんの主体。それは 「石けん素地」 と呼ばれる物です。


その原料は天然油脂です。


動物性・植物性のどちらでもかまいませんがその成分の組み合わせ方によって、それぞれの特徴を生かした石けんができあがります。


石けん素地は、どのようにして作られているのでしょう?


以下に2種類の石けんの作り方を書きます。



(中和法)

油脂を分解して脂肪酸(原料)を取り出し、水酸化ナトリウムで中和する方法を中和法といいます。

※水酸化ナトリウム=苛性ソーダ=劇物、強アルカリ性


現在、生産スピードが圧倒的に速いことと、手間がかからないこと、そして生産単価が非常に安いことからも、主流になっています。

(東南アジアにて製造→輸入=コストダウン)

ただし、この方法ですと脂肪酸の純度が非常に高くなり、もともと含まれていたはずの天然保湿成分(グリセリンなど)はほとんどなくなってしまいますので、別に保湿成分を加えなければ満足のいく製品にはならないようです。


(ケン化法)

油脂をそのまま水酸化ナトリウムと一緒に高温で煮て(ケン化と呼ばれます)、反応後、食塩を加えて水分やグリセリン等を分離して石けんを取り出す方法をケン化法(ケン化釜だき法)といいます。
「ほんものやEMせっけん」 は、こちらを採用しています。




ケン化法(ケン化釜だき法)について

精製した油脂を大きな釜(ケン化釜)に入れ、水酸化ナトリウム水溶液を加えながら加熱していきます。

このまま数日反応させ、さらに食塩を加えて静置すると大きな釜の上層部にニートソープ(水分30%含有の石ケン素地)ができ上がります。


この方法は、熟練した職人さんが数日間かけてケン化釜の中の様子を見ながら水酸化ナトリウムと食塩の量を調整して、うまく反応を進めていき、その中でも、良質な石けん分だけをじっくり熟成させ、石けんの素となるニートソープをつくりあげます。(←約1週間かかります)


「手作り」 に近い方法でして、非常に過酷な環境の中、職人さんの手で多くの手間をかけて行われています。
 



なぜケン化法なのか?

「ほんものやEMせっけん」 は、非常に手間ヒマのかかる 「ケン化法」 で作られています。 製造のためのコストもバカになりません。


どうして 「ケン化法」 にこだわるのでしょうか?


ケン化法で石けんを作ると、石けんの主成分である脂肪酸だけでなく、もともと原料油脂に含まれていた微量成分が残ります。


この微量成分には、グリセリンやコレステロールが含まれます。

これこそが、「ほんものやEMせっけん」 にとって必要不可欠なものであって、一般にも保湿成分と呼ばれているものです。


「ほんものやEMせっけん」 には、ケン化法を行うことによって天然の保湿成分が含まれているのです。
 

本当に満足できる石けんを作るためには、手間ヒマを惜しまない、また、コストが多少高くなろうともこだわりを捨てない。

これがケン化法を続ける理由なのです。



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